

本名:杉浦 萌々子(すぎうら ももこ)
享年:満5歳7ケ月
生没年:2019年10月26日~2025年6月1日
身長100cm/体重15kg
黒髪ツインテールの女の子。
赤ずきんちゃんの幽霊
かつて赤いフードをかぶって夜な夜な徘徊していたことから、『赤ずきんちゃんの幽霊』として噂になっていた。
生前はネグレクト気味の環境で育ち、読み書きや数字の理解に乏しく、言葉や情緒も幼い。
本人は無意識だが、時之進と路子を『疑似両親』として認識している。

History
誕生
神職の娘である母が、未婚のまま出産した子ども。母はモモコを身ごもったまま家出し、人生に見切りをつけて『死の薬』とされていた紫のオイルを服用した。
しかし母子ともに死ぬことはなく、その後も母は職を転々としながらモモコと暮らしていた。
モモコは母から「生き残っちゃったね」と言われ続けていた。
母を探して…
5歳(保育園年長)の初夏、母はモモコを残して失踪する。直前に保育園も退園していたため、置き去りに気づく者はいなかった。空腹に耐えかねたモモコは母を探し、ベランダから外をのぞき込んで転落死する。
ゾンビとしての目覚め
2階から草むらへの転落だったため遺体の損傷は少なく、ほどなくしてゾンビとして目覚めた。
目覚めた彼女は夜ごとに赤いフードを被って街をさまよい、頼れる存在を求めた。昼間は自宅に帰り、死体として横たわっていた。さまよう姿がやがて、『赤ずきんちゃんの幽霊』として噂されるようになった。
純との出会い
ある夜、塾帰りの中学生・坂本純に声をかけ、
「山のお屋敷につれていって」
と頼む。
ゾンビとしての本能により、月藤邸へ向かうべきだと感じていたのである。
月藤邸で、道化師姿の時之進と路子に迎えられたモモコは、
「怖くなくなるまで、ずっとそばにいてほしい。ずっとサーカスが見たい。道化師さんたちと遊びたい」
と願う。
そのため時之進と路子は、モモコの前では常に道化師であり続ける。新しくゾンビになった子どもにとって、『毎朝死体に戻る』ことがどれほど恐ろしいかを知っているからである。

人物
5歳という幼い年齢でゾンビになった少女。
生前の記憶は曖昧で、断片的にしか残っていない。
記憶
作中で自転車の練習をしたことをきっかけに『ママがピンクの自転車に乗っていた』記憶を思い出す。そこから、母が『まほうのおくすり(紫のオイル)』を飲んだこと、置き去りにされたこと、そして転落死の記憶が断片的に蘇る。
自己認識
本人は『人間ではなくなったこと』や『死』についてほとんど理解していない。そのため、不自由なゾンビの体も自然に受け入れている。
生前の出来事もどこか他人事のようにとらえており、母を恋しがる様子はない。
性格と行動
母から放任されて育ち、父の存在も知らない。人見知りをせず、初対面の純にもすぐに懐く。
遊びが大好きで、折り紙やお絵描き、鬼ごっこを好む。
座っての勉強はすぐに飽きてしまうため、時之進と路子は『学校ごっこ』を通してさまざまなことを教えている。しかし本人たちは、あくまで『遊び』と認識している。

台詞
「そばにいて。こわくなくなるまで、サーカスがみたい。どうけしさんたちとあそびたい。」

小さなパパとママ
抱きしめてほしい時やさみしい時は路子にくっつき、外敵(得体の知れないもの、虫、オバケなど)が怖い時は時之進のもとへ行く。
※本人は自分の名前の漢字表記を知らないため、作中では『モモコ』と表記される。